2018年2月20日 火曜日

『金融機関対応・資金調達Q&A(その3)』

Q6:ネット通販会社から300万円の広告の提案をもらった。この投資は大丈夫?
  『ネット通販会社から300万円の広告の提案をもらった。この投資を行うべきか悩んでいる。相談に乗って欲しい。』(相談者様)

A6:「今回の広告を行うことで、短期的に大きな売上をあげたい、また、その後の売上の底上げも目論みたい。」相談者様のご意向です。この会社様は、前金で仕入れてネット販売する業態です。売り上げを伸ばすためには、先んじて仕入れ資金が必要になります。

〇現時点から今回の広告を実施した後、さらに、その半年後までの資金繰り計画を立案します。
・売上予測が最大の時、仕入れ額も最大とします。
・売上予測が最小の時、仕入れ額も最大とします。
・売上予測が最小の時、仕入れ額を最小とします。
・・・等々
社長様と共に、様々な資金繰りシュミレーションを行います。
資金繰りが逼迫することがはっきりわかりました。当所で資金調達の可能性についても検証します。

〇結果、
最初に仕入れ資金の調達を行い、成功後に300万円の広告を実施、仕入れ額の増額を行うこととしました。

◎当事務所にて、決算分析・資金繰り計画書を作成し、金融機関に対して借入の申し込みを行いました。金融機関との折衝は、当事務所が行いました。必要な新規の仕入れ資金(運転資金)を調達できました。また、資金繰りシュミレーションの継続と、タイムリーな資金調達を行う当事務所のサービス「資金繰り円滑化サービス(=財務部長の代行業務)」を導入頂いています。社長様の営業戦略を資金繰り・財務面で継続的にサポートできています。

※銀行融資プランナー協会の正会員である当事務所は、クライアントに『お金の心配をできるだけしない経営を行ってもらう』ための新しい機能(=金融機関対応を含む財務の機能)を持つことを宣言いたします。
 我々は、『税理士』ではなく、『新・税理士』です。
 遠慮なくご相談下さい。



投稿者 税理士法人良知